百人一首 5番「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の」

上の句
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の
下の句
声聞く時ぞ秋は悲しき
作者:猿丸大夫(さるまるだゆう)
和歌の意味(現代語訳)
奥深い山で、ちりしいたもみじをふみわけて鳴いているしかの、その声を聞くと、秋はしみじみとわびしく感じられるなあ。
出典・時代背景・文法事項など
出展は『古今集』秋上・215。『古今集』の中では、本作は『よみ人しらず』となっている。
決まり字「おく」
上の句を「おく」まで聞けば、取り札「声聞く時ぞ秋は悲しき」が確定する2字決まりの札です。
「お」で始まる札(友札)はほかに次の5枚があります。聞き分けに注意しましょう。
- 26番 小倉山峰の紅葉葉心あらば(決まり字「をぐ」)
- 60番 大江山いく野の道の遠ければ(決まり字「おほえ」)
- 72番 音に聞く高師の浜のあだ波は(決まり字「おと」)
- 82番 思ひわびさても命はあるものを(決まり字「おも」)
- 95番 おほけなく憂き世の民におほふかな(決まり字「おほけ」)
百人一首を始めるなら
競技かるたを目指すなら、下の句の背景に決まり字が印刷された『小倉百人一首 きまりじ 全日本かるた協会公認 かるた』で「かるたの目」を養うのがおすすめ。
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