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百人一首 60番「大江山いく野の道の遠ければ」

百人一首60番 小式部内侍の札
上の句

大江山いく野の道の遠ければおほえやまいくののみちのとほけれは

下の句

まだふみも見ず天の橋立またふみもみすあまのはしたて

作者:小式部内侍(こしきぶのないし)


和歌の意味(現代語訳)

大江山をこえ、生野を行く道がないので、その先にある天の橋立の地はまだふみ(踏み)もしないし、母からのふみ(文)も見ていない。

出典・時代背景・文法事項など

出展は『金葉集』雑上1・550。「生野」に「行く」、「踏みもみず」に「文」の語を掛け、さらに「踏み「橋」の縁語を配するなど技巧を駆使した詠で、しかもそれを即詠みした点にこの歌の中心がある。

決まり字「おほえ」

上の句を「おほえ」まで聞けば、取り札「まだふみも見ず天の橋立」が確定する3字決まりの札です。

「おほ」で始まる札(友札)はほかに次の1枚があります。聞き分けに注意しましょう。

決まり字一覧表を見る / チャレンジゲームで練習する

アニメエピソードちはやふる アニメ season1 エピソード9

初心者大江奏(かなちゃん)が太一との練習試合中に初めてとった札
初心者だけど、これをきっかけに私も頑張る!頑張れるんだ!ってシーンだった。
この歌の背景も、経験は少ないけど母の力を借りなくても私の力で歌を詠むことができます!みたいな意味だったので、決意や覚悟の歌を取ったんだなーなんて思いながら見てました。

百人一首を始めるなら

競技かるたを目指すなら、下の句の背景に決まり字が印刷された『小倉百人一首 きまりじ 全日本かるた協会公認 かるた』で「かるたの目」を養うのがおすすめ。
百人一首と競技かるたの魅力を知るなら、漫画『ちはやふる』もぜひ。