百人一首 26番「小倉山峰の紅葉葉心あらば」

上の句
小倉山峰の紅葉葉心あらば
下の句
いまひとたびのみゆき待たなむ
作者:貞信公(ていしんこう)
和歌の意味(現代語訳)
小倉山の峰の美しいもみじ葉よ、おまえにもし心があるなら、もういちどここに天皇がいらっしゃるまで、散らないで待っていてほしい。
出典・時代背景・文法事項など
出展は『拾遺集』雑秋・1128。「みゆき」とは、天皇には行幸、上皇・法皇には御幸の字を当てるが、訓読みではいずれも「みゆき」である。
決まり字「をぐ」
上の句を「をぐ」まで聞けば、取り札「いまひとたびのみゆき待たなむ」が確定する2字決まりの札です。
「を」で始まる札(友札)はほかに次の5枚があります。聞き分けに注意しましょう。
- 5番 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の(決まり字「おく」)
- 60番 大江山いく野の道の遠ければ(決まり字「おほえ」)
- 72番 音に聞く高師の浜のあだ波は(決まり字「おと」)
- 82番 思ひわびさても命はあるものを(決まり字「おも」)
- 95番 おほけなく憂き世の民におほふかな(決まり字「おほけ」)
百人一首を始めるなら
競技かるたを目指すなら、下の句の背景に決まり字が印刷された『小倉百人一首 きまりじ 全日本かるた協会公認 かるた』で「かるたの目」を養うのがおすすめ。
百人一首と競技かるたの魅力を知るなら、漫画『ちはやふる』もぜひ。
