百人一首 4番「田子の浦にうち出でて見れば白妙の」

上の句
田子の浦にうち出でて見れば白妙の
下の句
富士の高嶺に雪は降りつつ
作者:山辺赤人(やまべのあかひと)
和歌の意味(現代語訳)
田子の浦に出てながめてみると、富士山の高い峰に白い雪がしきりにふっているよ。
出典・時代背景・文法事項など
出展は『新古今集』冬・675。接続助詞『つつ』で歌いおさめ余韻を残す技法を『つつ止め』といい、百人一首では他に、三首(1・15・97)がある。
決まり字「たご」
上の句を「たご」まで聞けば、取り札「富士の高嶺に雪は降りつつ」が確定する2字決まりの札です。
「た」で始まる札(友札)はほかに次の5枚があります。聞き分けに注意しましょう。
- 16番 立ち別れいなばの山の峰に生ふる(決まり字「たち」)
- 34番 誰をかも知る人にせむ高砂の(決まり字「たれ」)
- 55番 滝の音は絶えて久しくなりぬれど(決まり字「たき」)
- 73番 高砂の尾の上の桜咲きにけり(決まり字「たか」)
- 89番 玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば(決まり字「たま」)
百人一首を始めるなら
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