百人一首 41番「恋すてふわが名はまだき立ちにけり」

上の句
恋すてふわが名はまだき立ちにけり
下の句
人知れずこそ思ひそめしか
作者:壬生忠見(みぶのただみ)
和歌の意味(現代語訳)
恋をしているというわたしのうわさは、早くもたってしまったなあ。人に知れぬようにと、ひそかに思いをよせたのに。
出典・時代背景・文法事項など
出展は『拾遺集』恋1・621。三句切れ、倒置法を用いる、恋の始めの歌。
決まり字「こひ」
上の句を「こひ」まで聞けば、取り札「人知れずこそ思ひそめしか」が確定する2字決まりの札です。
「こ」で始まる札(友札)はほかに次の5枚があります。聞き分けに注意しましょう。
- 10番 これやこの行くも帰るも別れては(決まり字「これ」)
- 24番 このたびは幣も取りあへず手向山(決まり字「この」)
- 29番 心あてに折らばや折らむ初霜の(決まり字「こころあ」)
- 68番 心にもあらで憂き夜に長らへば(決まり字「こころに」)
- 97番 来ぬ人を松帆の浦の夕なぎに(決まり字「こぬ」)
百人一首を始めるなら
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