百人一首 17番「ちはやぶる神代も聞かず竜田川」

上の句
ちはやぶる神代も聞かず竜田川
下の句
からくれなゐに水くくるとは
作者:在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん)
和歌の意味(現代語訳)
神代にだって聞いたことがない。竜田川の水を真っ赤にくくり染めにするなんて。川一面にもみじが流れているようすは、まったくすばらしい。
出典・時代背景・文法事項など
出展は『古今集』秋下・294。龍田川が紅葉によってその色を真紅の色でくくり染めするという卓抜した見立て(人工美と自然美の融合)により、一首を構成している。
決まり字「ちは」
上の句を「ちは」まで聞けば、取り札「からくれなゐに水くくるとは」が確定する2字決まりの札です。
「ち」で始まる札(友札)はほかに次の2枚があります。聞き分けに注意しましょう。
- 42番 契りきなかたみに袖をしぼりつつ(決まり字「ちぎりき」)
- 75番 契りおきしさせもが露を命にて(決まり字「ちぎりお」)
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千早の得意札。千早が新に決まり字を教えてもらい競技かるたへ踏み出す一歩になった札だと思ってる。そして、太一と新にとっても、絶対に取りたい札。だって「ちはや」で始まる歌だもん!!笑
また、「荒ぶる」という言葉は荒々しい力強さや乱暴な力の意味に対して、「ちはやぶる」は、激しい勢いの中に荘厳で神秘的な力強さがあるという、大江奏(かなちゃん)の説明も大好きです。
百人一首を始めるなら
競技かるたを目指すなら、下の句の背景に決まり字が印刷された『小倉百人一首 きまりじ 全日本かるた協会公認 かるた』で「かるたの目」を養うのがおすすめ。
百人一首と競技かるたの魅力を知るなら、漫画『ちはやふる』もぜひ。
