百人一首 30番「有明のつれなく見えし別れより」

上の句
有明のつれなく見えし別れより
下の句
暁ばかり憂きものはなし
作者:壬生忠岑(みぶのただみね)
和歌の意味(現代語訳)
夜明けの月がそっけなく見えるように、あなたとの冷たく思えた別れのとき以来、夜明けほどつらくいやなものはない。
出典・時代背景・文法事項など
出展は『古今集』恋3・625。つれなくは冷淡な様子。それを有明の月なのか、女の態度なのか、またはその双方か、三様に解釈ができる歌。
決まり字「ありあ」
上の句を「ありあ」まで聞けば、取り札「暁ばかり憂きものはなし」が確定する3字決まりの札です。
「あり」で始まる札(友札)はほかに次の1枚があります。聞き分けに注意しましょう。
- 58番 有馬山猪名の篠原風吹けば(決まり字「ありま」)
百人一首を始めるなら
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