TOP > 歌集1~33 > 11番 参議篁

百人一首 11番「わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと」

百人一首11番 参議篁の札
上の句

わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬとわたのはらやそしまかけてこきいてぬと

下の句

人には告げよ海人の釣船ひとにはつけよあまのつりふね

作者:参議篁(さんぎたかむら)


和歌の意味(現代語訳)

流罪になったわたしは)大海原の島々をめざしてこぎだしていったと、京都の人に伝えておくれ。漁夫のつり舟(に乗っている人)よ。

出典・時代背景・文法事項など

出展は『古今集』羇旅・407。擬人法、四句切れ、体言止めの一首。破損した舟に乗せられそうになった篁が大使と争った事をきっかけとして隠岐に流されてしまった折の歌。悲劇の京歌として、評価されている。

決まり字「わたのはらや」

「わたのはら」まで同じ札があるため、6字目「や」を聞くまで取れない大山札(おおやまふだ)です。最後の1音まで集中して聞き分けましょう。

「わたのはら」で始まる札(友札)はほかに次の1枚があります。聞き分けに注意しましょう。

決まり字一覧表を見る / チャレンジゲームで練習する

百人一首を始めるなら

競技かるたを目指すなら、下の句の背景に決まり字が印刷された『小倉百人一首 きまりじ 全日本かるた協会公認 かるた』で「かるたの目」を養うのがおすすめ。
百人一首と競技かるたの魅力を知るなら、漫画『ちはやふる』もぜひ。