百人一首 98番「風そよぐ楢の小川の夕暮は」

上の句
風そよぐ楢の小川の夕暮は
下の句
御禊ぞ夏のしるしなりける
作者:従二位家隆(じゅにいいえたか)
和歌の意味(現代語訳)
風がならの葉をそよがせる、ならの小川の夕暮れは、秋のような感じだが、この川で身を清めるみそぎの行事をしているのだけが、夏のしるしだなあ。
出典・時代背景・文法事項など
出展は『新勅撰集』夏・192。上句で初秋を思わせる清涼感、下句で神事の清浄感を示し。平明ななかにも爽やかさを感じさせる歌となっている。
決まり字「かぜそ」
上の句を「かぜそ」まで聞けば、取り札「御禊ぞ夏のしるしなりける」が確定する3字決まりの札です。
「かぜ」で始まる札(友札)はほかに次の1枚があります。聞き分けに注意しましょう。
- 48番 風をいたみ岩打つ波のおのれのみ(決まり字「かぜを」)
ちはやふる アニメ season2 エピソード12
明石第一女子 逢坂恵夢 との対戦で追い詰められている千早に、かなちゃんが送った歌。この歌を感じた千早が吹っ切れ、調子を取り戻すきっかけになった。
清々しくくれる夏の最後の日って意味の歌だけど、800年前の風そよぐはとても涼しくて綺麗だったんだろうな~なんて思いながら聞いてました。ただ、逢坂恵夢の天然な性格は・・・う~ん笑
百人一首を始めるなら
競技かるたを目指すなら、下の句の背景に決まり字が印刷された『小倉百人一首 きまりじ 全日本かるた協会公認 かるた』で「かるたの目」を養うのがおすすめ。
百人一首と競技かるたの魅力を知るなら、漫画『ちはやふる』もぜひ。
