百人一首 48番「風をいたみ岩打つ波のおのれのみ」

上の句
風をいたみ岩打つ波のおのれのみ
下の句
くだけてものを思ふころかな
作者:源重之(みなもとのしげゆき)
和歌の意味(現代語訳)
風がはげしいので、岩に打ち寄せる波が独りくだけて散るように、あの人は冷たくて、わたし独りだけが思いなやんで心をくだくこのごろだなあ。
出典・時代背景・文法事項など
出展は『詞花集』恋上・211。一首の区切れなし。この歌は、形式の整った最古の百首歌として貴重である。
決まり字「かぜを」
上の句を「かぜを」まで聞けば、取り札「くだけてものを思ふころかな」が確定する3字決まりの札です。
「かぜ」で始まる札(友札)はほかに次の1枚があります。聞き分けに注意しましょう。
- 98番 風そよぐ楢の小川の夕暮は(決まり字「かぜそ」)
百人一首を始めるなら
競技かるたを目指すなら、下の句の背景に決まり字が印刷された『小倉百人一首 きまりじ 全日本かるた協会公認 かるた』で「かるたの目」を養うのがおすすめ。
百人一首と競技かるたの魅力を知るなら、漫画『ちはやふる』もぜひ。
