TOP > 歌集67~100 > 87番 寂蓮法師

百人一首 87番「村雨の露もまだ干ぬまきの葉に」

百人一首87番 寂蓮法師の札
上の句

村雨の露もまだ干ぬまきの葉にむらさめのつゆもまたひぬまきのはに

下の句

霧立ちのぼる秋の夕暮きりたちのほるあきのゆふくれ

作者:寂蓮法師(じゃくれんほうし)


和歌の意味(現代語訳)

通り雨の露がまだかわかない、松・すぎ・ひのきなどの真木の葉に、しらじらと霧がたちのぼっている、さびしい秋の夕ぐれだなあ。

出典・時代背景・文法事項など

出展は『新古今集』秋下・491。この一首は、静と動、遠と近、時間の推移を景のなかに取り込んで絵画的に表現している点に特徴がある。

決まり字「む」

上の句の最初の1字「む」を聞いただけで取れる1字決まりの札です。1字決まりは「むすめふさほせ」の7枚だけなので、まずここから覚えるのがおすすめです。

決まり字一覧表を見る / チャレンジゲームで練習する

百人一首を始めるなら

競技かるたを目指すなら、下の句の背景に決まり字が印刷された『小倉百人一首 きまりじ 全日本かるた協会公認 かるた』で「かるたの目」を養うのがおすすめ。
百人一首と競技かるたの魅力を知るなら、漫画『ちはやふる』もぜひ。